前腕は尺骨と橈骨が組み合わさって出来ていますが、肘は主に尺骨と上腕骨が関節を形成しています。

私たちは手首を表裏に回転させる事ができますが、これは橈骨が尺骨の周りを回転する回内、回外という機能により可能となります。

一般的には肘の痛みといえば、スポーツ障害のイメージがあるかもしれませんが、肘に負荷がかかる要因さえあれば一般の方でも同じ事が起こり得ます。

肘の痛み

肘の痛みの原因

肘の曲げ伸ばし、回内、回外はもちろん、手首や指の曲げ伸ばしに関わる構造物も、何らかの問題が生じれば肘の痛みの原因となります。

ここでは一般的な要因をいくつかを挙げてみましょう。

テニス肘

テニス肘は正確には外側上顆炎と言います。しかし多くの場合、もはや炎症ではなく変性が原因ですので外側上顆症と言うべきでしょう。

この病態は一般的には「テニス肘」と呼ばれてはいますが、実際にはテニスをする人だけがなる訳ではありません。

例えばパソコン仕事をされている方にも起こります。テニスとパソコン作業は全然違うように思われるかもしれませんが、実はそんな事はありません。

肘の外側には手首や指を反らす筋肉が付いています。ラケットを持たなくても、キーボードを叩き続ける事でこの筋群には同じようにダメージが蓄積していきます。

ゴルフ肘

テニス肘は正確には内側上顆炎と言います。テニス肘の場合と同じように、ゴルフ肘もゴルフをする人だけがなる訳ではありません。

肘の内側には手首や指を曲げる筋肉が付いています。この筋群にダメージが蓄積する要因があれば、内側上顆炎となり得ます。

関節の問題

肘の関節は3つあります。上腕骨と尺骨、上腕骨と橈骨、そして尺骨と橈骨の間にも関節があります。

いずれの関節の不具合や位置異常、運動障害も肘の痛みの原因となり得ます。

神経由来の痛み

肘の周りには尺骨神経や橈骨神経の通り道があります。それぞれ肘部管、橈骨管と言いますが、このトンネルで神経が何らかのストレスを受ける事で肘周辺に痛みを生じることがあります。

この病態はそれぞれ肘部管症候群、橈骨管症候群と呼ばれていますが、外側上顆炎や内側上顆炎と併発することもあります。

他にも首の椎間板ヘルニアでも、ストレスにさらされている神経によっては肘に近い場所に痛みを生じる事もあります。

肘の痛みの治療法は?

もちろんそれぞれの病態に適したアプローチが必要となりますが、肘の痛みに関しては複数の原因が同居しているケースが少なくありません。

肘の痛みの原因となる問題が複数発生するプロセスを、具体的に説明してみましょう。

例えば、腕や手を支配する神経のほとんどが首の両脇から伸びていますので、頚椎や椎間板の状態によっては神経は物理的にストレスを受けます。

まずもともと頚椎に若干の問題があったとしましょう。それによって神経の流れが滞る事で、支配領域の筋群は充分に能力が発揮できない状態になります。

つまりより外側上顆炎に陥りやすい環境になってしまうのです。そして外側上顆炎を発症し、それが長引く事で橈骨管もストレスにさらされます。

その結果として橈骨管症候群も発症してしまう、というメカニズムです。ゆえに肘の痛みの治療に関しては、肘だけでなく、よりトータルなケアが必要となります。

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